順天堂大学 スポーツ健康科学部 生理学研究室

Department of Physiology, Health and Sports Science, Juntendo University
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教室員|Members


【教授|Professor】
 和氣 秀文|Waki Hidefumi
 🌐Researchmap
 📩E-mail: hwaki@juntendo.ac.jp

【准教授|Associate Professor】
 山中 航|Yamanaka Ko
 🌐Researchmap
 📩E-mail: k-yamana@juntendo.ac.jp

【助教|Assistant Professor】
 金 芝美|Kim Jimmy
 🌐Researchmap
 📩E-mail: j.kim.pi@juntendo.ac.jp


【研究員|PD】
 PD:Pham Thuy Linh
 PD:刘 彦娜 | Liu Yanna
 PD:韓 承我 | Han Seungah


【大学院生|Graduate Student】
 D1:Phung Son Hai
 M2:大矢内 陽菜 | Oyanai Haruna
 M1:遠藤 大和 | Endo Yamato
 M1:砂間 栞奈 | Sunama Kanna
 M1:瀧澤 咲和 | Takizawa Sawa
 M1:林 ひより | Hayashi Hiyori
 M1:堀内 瞳冶 | Horiuchi Toya

研究内容|Research


1. 運動によって変化する脳の構造と機能を視る

 運動と脳に関する多彩な研究を行っている。例として、運動の好き・嫌いを決める遺伝子群の同定を試みている。運動意欲には脳内ドーパミン系が関与するとされていることから、運動の嗜好性にはドーパミン関連遺伝子群が関与していると考えている。また、運動の限界を決める脳内メカニズムについても調べている。長時間運動などで感じる疲労感(苦しみ)の一部は扁桃体と呼ばれる脳部位で感じ、運動パフォーマンスに強く影響すると考えている。また、扁桃体の興奮は自律神経を介して骨格筋などの血液供給に影響し、筋などの疲労物質蓄積を増悪する。その結果、苦しみがより強くなり、運動意欲の低下が起こると考えている。現在、動物モデルを用いてこれらの仮説を検証しているところである。


2. 健康・超健康脳における循環調節中枢の構造と機能

 血圧は脳(交感神経系)により調節されている。遺伝やストレスは脳細胞に作用し、交感神経の働きを強くする。その結果、血管の先(末梢血管系)が細くなり血液の流れが悪くなるため、高血圧になる。定期的に運動すると高血圧が改善する。この理由の一つは運動が脳にもたらす作用(遺伝子への影響と脳細胞、すなわちニューロンへの影響)によると考えている。右図は本仮説を検証するための研究方法概略を示す。高血圧の動物モデルを用い、血圧を調節する脳部位の遺伝子検査と脳細胞の異常の有無を特殊な顕微鏡を用いて観察する。また脳機能の評価も行う。そして、運動習慣が脳へもたらす効果についても明らかにする。




(1) 生活習慣病の発症や運動による予防・改善効果に関する研究

 健康科学に関する研究です。例えば精神的なストレスによる心臓病がどのように発症するのか?など、心の問題が生活習慣病を引き起こす脳内メカニズムについて遺伝子など分子レベルで調べていきます。また、運動による脱ストレスや生活習慣病改善効果のメカニズムについても調べています。


【関連研究】

研究成果|Publications


■ 学術論文|Articles (2014~)

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